全国的に緊急事態宣言が発令され、気が滅入る日々が5月の上旬まで続きそうな今日ですが、今回のコロナウイルスの騒動は、それ以外にも大きな影響を与えています。
何よりも心配なのは、やはり食品の価格高騰や食品が品不足状態になる事です。
「食料難」
ですね。マスクや消毒用アルコールですら、満足に供給できないのですから、食料が同じ状態になったらと考えると恐ろしい問題です。
先日の日本経済新聞に、下のような記事がありました。空輸による輸入が減便の影響で厳しくなっているとの話ですが、本当にそれだけなのでしょうか?
つい最近までは、グローバル化が進んで関税を撤廃して輸出入をしやすくといっていました。しかし、コロナウイルスによる物流の停滞により、まずは自国の国民が食べていくのが第一になってきているのではないかと思います。医療崩壊ならぬ、食料崩壊の予兆です。
そうなった場合、日本は食料が確保出来るのでしょうか?
現在、日本の食料自給率(2017年:カロリーベース)は全体で38%です。先進国の中では最低レベルです。
つまり、62%は輸入に頼っているということになります。日本には、多くの肥沃な大地ときれいな水があります。それを利用して、食料自給率を100%にしていく努力をすべきではないかと思っています。
輸入品に大きなウエイトがかかっているのは、決して良い状態であるといえません。
上記のページにわかりやすく解説されていますので、ご参考ください。
私がこのような事をお話させていただいているのは、我々の子供や孫の代まで、良い状態の日本を残していきたいと考えています。国も企業も後継者の為に良い状態で引継ぎをするのが、前任者の務めであると思います。
ですから、全国民がご飯を食べて働くことが出来る最低限の事だけでも、まずは国を上げて取り組んでいくべきであると思います。
まずは出来る人から自給率向上に努めてみませんか!?